Q&A~日本文化学科~

沖縄国際大学 入試センター

2012年02月21日 19:00



Q.私は発表がすごく苦手なので、日本文化学科や大学の授業がどうなっているのか気になります。教えて下さい

A.大学の講義には「聴講型」と少人数規模でレジュメの準備や口頭発表を行う「ゼミ形式」「フィールドワーク」や「実習」の体験型等、様々な種類の講義が行われています。
これらの様々な講義形式の中では個人や班別で発表することもありますので、発表することがあまり得意ではない方にも、1年次に行われる「基礎演習」や「フレッシュマンセミナー」等を通して、「読む」「話す」「調べる」「書く」等の基本的な能力をスキルアップ出来る講義が準備されています。
また、日本文化学科1年次の「基礎演習」では、「琉球文化」や「近現代文学」、「国語力の育成」等、各担当教員の特色ある講義を通して調査・考察・発表の基本的な能力を高めていくことが出来ます。



Q.私は日本文化や文学を学びたいと思っていますが外国の文化や文学にも関心をもっています。
日本文化学科では少しだけでも外国の文化が学ぶ事ができるのでしょうか?


A.日本文化学科は、日本文化(言語・文学も含めて)について広く学ぶ学科です。
日本文化学科の専門科目の多くは、日本、または沖縄の文化・文学を学ぶもので、外国の文化や文学を学ぶものは(漢文学の授業をのぞいて)少数です。
ただし、日本文化を研究する上で、「海外文化との比較」という手法はとても重要ですので、3年生から始まる卒業研究では、日本の文化・文学を外国の文化・文学と比較して研究している人もたくさんいます。
(海外文化と日本文化を比較するゼミも2つほどあります)そういう人は、学科の専門科目ではなく、「共通科目」と言って、学科を問わず受講することができる科目を履修しながら海外文化について理解を深め、学科で勉強した日本文化についての知識と結びつけて各々で研究を進めていくという方法をとっています。共通科目には「国際理解科目」、として、「アメリカ研究」、「アラブの文化」、「イギリス研究」、「ヨーロッパ研究」などの科目が開設されています。
日本文化学科で、外国の文化・文学が全く勉強できないわけではありません。

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